スペックエスパスは2001年にデザイナーの山岸誉氏が立ち上げた鯖江発のブランドです。ブランド名は“空間・宇宙”などの構造や性能を意味し、フレームによって空間を作り出すアイウェアを提案しています。デザインはフレームが顔を包み込むようなフローティングスタイルが主流で、平坦な日本人の顔にメリハリや奥行きを与える“立体フレーム”という新たなトレンドを生み出しました。主力はチタンシートを折り曲げた“ネジなし・ヒンジなし・ロウ付けなし”の一体成型フレームで、緻密に計算されたテンプルのスプリングバック(曲げた際の戻り)で頭部をしっかりホールドします。アクティブに動いてもズレ落ちにく、スポーツやアウトドアに最適です。調整の少ないストレートテンプルは、マスク装着時など、コロナ禍においても機能性が評価されました。フレームはすべて“日本製”。スペックエスパスの特徴である強度や柔軟性をもたせた流麗なフォルムは、世界最高峰と評される鯖江のチタン加工技術があってはじめて実現しています。